今回はソプラノサックスの音域についてご紹介します。
ソプラノサックスは、何管なのか?チューニングはどの音でするのかなどの疑問にお答えします!
アルトサックスやテナーサックスとソプラノサックスの違いや音域についても解説します。
果たして違いは音域だけなのでしょうか?
ソプラノサックスに興味がある方必見の内容です。
ぜひご覧ください!
ソプラノサックスの音域は?
今回はソプラノサックスに注目していきます。
まずは、ソプラノサックスの音域についてです!
ソプラノサックスの音域のわかりやすい画像を用意したのでご覧ください。
ソプラノサックスの音域は、おおよそ2オクターブです。
実音で示すと五線譜下の「A♭」から五線譜上の「E」までです。
それでは、次はソプラノサックスは何管か、チューニングはどの音でするのかについて解説していきます。
ソプラノサックスは何管でチューニングはどの音でする?
ソプラノサックスの音域がわかったところで、次はソプラノサックスは何管なのか?どの音でチューニングするのかについてご説明します。
- ソプラノサックスはB♭管
- チューニングは実音B♭、記譜で「ド」
まず、ソプラノサックスは何管かというとB♭管の楽器です。
サックスにはアルトサックスやテナーサックスなど大きさの種類がありますが、基本的に移調楽器です。
そのため楽譜上の音と実際に出る音に違いがあります。
では、チューニングはどの音でするのでしょうか?
吹奏楽など全員でチューニングするときは基本的に実音「B♭」でチューニングをします。
ソプラノサックスで実音B♭の場合は「ド」の音ということになります。
なのでソプラノサックスでチューニングをするときは「ド」の音を出しましょう。
ソプラノサックスはどの音でチューニングするかなどがわかったところで、次はソプラノサックスとアルトサックスの違いについて見ていきましょう。
音域以外には違いはあるのでしょうか?
ソプラノサックスとアルトサックスの違いは音域だけ?
それでは、早速ソプラノサックスとアルトサックスの音域の違いについてご覧ください。
ソプラノサックスの音域は先ほど紹介したとおり、実音で示すと五線譜下の「A♭」から五線譜上の「E」まででしたね。
さて、アルトサックスの音域はどうでしょうか?
アルトサックスの音域は、実音で示すと「D」から「A」ですね。
ソプラノサックスとの音域の差は5度あります。
先ほどソプラノサックスは何管かという話題を挙げましたね?
ソプラノサックスは何管か覚えていますか?
そうです!ソプラノサックスはB♭管です。
では、アルトサックスは何管かわかりますか?
アルトサックスは「Es管」の楽器です。
ソプラノサックスとアルトサックスは音域も違いますが、管にも違いがあるんですね。
では、アルトサックスの場合はどの音でチューニングをするのでしょうか?
どの音でチューニングするかというと、アルトサックスのチューニングは、「ソ」の音でチューニングします。
ソプラノサックスとアルトサックスの違いには音域のほかに管の違いもあるんですね!
それでは次はソプラノサックスとテナーサックスの違いについても見ていきましょう。
ソプラノサックスとテナーサックスの違いは音域だけ?
ソプラノサックスとアルトサックスと音域の違いは5度でしたね。
それでは、ソプラノサックスとテナーサックスの音域の違いについても確認してみましょう。
まずは、わかりやすい表を用意したので見てください。
楽譜で示すとソプラノサックスとテナーサックスの音域の違いが結構ありますね。
ソプラノサックスとテナーサックスの音域はちょうど1オクターブです。
ソプラノサックスとアルトサックスは管の違いがありましたが、ソプラノサックスとテナーサックスは同じ「B♭管」です。
チューニングはどの音でするのかというと、ソプラノサックスと同じB♭管なので、チューニングもソプラノサックスと同じ音です。
では音域以外にも違いはあるのでしょうか?
- 大きさ・重さ
- 曲のジャンル
- 難易度
ソプラノサックスとテナーサックスの違いですが、音域が違うためもちろん楽器の大きさが違います。
さらによく使われる曲のジャンルとしては、テナーサックスはジャズがメインです。
対してソプラノサックスはジャズはもちろんクラシックにも使われます。
また楽器の難易度にも違いがあります。
ソプラノサックスはサックスの中でも難易度が高いと言われているんです。
同じB♭管の楽器でも違いはたくさんありますね!
では、最後にソプラノサックスの魅力についてお伝えします。
どうな魅力があるかわくわくしますね。
ソプラノサックスの魅力は?
それでは、最後にソプラノサックスの魅力についてお伝えしていきます。
- 楽器が小さくて軽い
- 幅広い音色
- 真っすぐなフォルム
では、魅力その1「楽器の大きさ」です!
なんといってもソプラノサックスはサックスの中では一番小さく見た目が可愛いです。
そして軽いため、持ち運びにも便利です。
ただ、手の大きい人にはキーを押さえるのが難しいかもしれませんね。
魅力その2は、なんといってもその音色です。
ソプラノサックスは、繊細で柔らかい音色から、金管楽器のような力強く華やか音色を奏でることができます。
様々な音色の使いわけクラシックからジャズまで幅広いジャンルで活躍するのもとても魅力的ですね。
そして魅力その3は?
ソプラノサックス最大の特徴、フォルムがほかのサックスと違ってカーブせずに真っすぐなところです。
カーブしているサックスも素敵ですが、ソプラノサックスだけ真っすぐというところに魅力があると思います。
ソプラノサックスの魅力はいかがでしたか?
皆さんもぜひ自分だけのソプラノサックスの魅力を見つけてくださいね。
それでは最後におさらいをしましょう!
まとめ
今回はソプラノサックスに注目しましたが、いかがでしたでしょうか?
サックスの中でも一番高い音域を出せるのが、ソプラノサックスでしたね。
アルトサックスやテナーサックスの音域と比べてみると、やはりソプラノサックスは音域が高いということが改めてわかったのではないでしょうか。
今回はアルトサックスやテナーサックスと比較して、ソプラノサックスの魅力についてもご紹介しました。
改めてソプラノサックスの魅力が伝われば嬉しいです。